最近では再開発が進み東京湾岸のマンション動向にも変化がみられてきました。企業の業績の好調などからオフィス需要が盛んになってきていることもあり、東京都心部のマンションマーケットは供給の減少傾向が続いています。
こうした中でも、都心近郊にある住宅エリアの開発として、江東区の豊洲、東雲、有明といった東京湾岸エリアが期待されています。江東区は、準工業エリアが多くみられます。大規模な工場の跡地が、分譲マンションとして次々と供給されてきました。
一方で緑地面積が多いため東京23区内では1人あたりの緑地面積が第4位となっており人々にとっても暮らしやすい街ともいえます。バブルの影響から昭和63年から人口や世帯数が減少する傾向にあった江東区も、平成10年から人口や世帯数が増えてきました。10年間で人口が約19%も増加して世帯数は約30%増加したという結果がでています。
湾岸エリアは、再開発にあたって地区計画の導入などがあり、住宅ゾーンがきちんと設けられています。ここ数年では、豊洲や辰巳エリアの供給に人気がありましたが、今後は有明地区などに供給が移ってきそうです。
イオン東雲やららぽーと豊洲がオープンしてから街の成熟度が高まっている豊洲周辺地区は公園や水辺か多いので、ここ数年に大量供給された新築マンションを購入する人は、ファミリー層が中心になってきているようです。
分譲のパークシティ豊洲は、ららぽーと豊洲の隣接地でもあり、複合再開発ということだったので人気がありましたが、地元の不動産会社の情報によると中古マンションも人気があり、豊洲駅上のシェルタワーや、東京フロントコート、プライヴブルー東京などの築浅で駅から近い利便性のあるマンションは、中古でも人気があります。
中古マンションの中には分譲した時の価格よりも1,000万円以上も高く売却できているマンションあるようです。ただしこのエリアは、築年数が浅い物件が多いため流通件数はあまりないようです。売却する場合には買い替えの方などに限られるため、仲介物件は出し値あたりでの成約というパターンが多いようです。
中古マンションを購入するときには、メリットとデメリットをきちんと理解して購入することが大切です。新築のマンションは、当然ですが、全てが新しくて最新の設備とセキュリティが確保されているものです。しかし、昨今のマンションブームによって新築マンションの価格は、一戸建てと同じように場所によっては、一戸建てを上回る価格の物件も多くあります。
そうなってくれば、決して安い買い物ではありませんので、躊躇してしまったり最悪の場合には、購入を断念せざるを得なくってしまうかもしれません。そこで、中古マンションがスポットライトを浴びるようになりました。洋服や道具とは違って「安価=質の悪さ」ではないのが中古マンションの特徴です。購入する方の価値観にもよりますが、自分自身が「良い」と思えば、それは、最良の中古マンションになるのではないでしょうか。購入するときには、ある程度の知識と自分ご自身の購入目的などを、しっかりと決めておくことがポイントです。
中古マンションのメリットについてですが、中古マンションは、「安い」ことが第一にあげられます。次に、中古マンションであるがゆえに、実際に図面と照らし合わせてみて物件を確認するとができますし、使用感も確認することができます。そして、安価な分、リフォームに資金をまわすことができ希望のライフスタイルが作れることもメリットのひとつとしてあげられるでしょう。