中古マンションの構造チェック

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中古マンションの構造チェック

マンションの間取り、内装、外観等は、自分の目でしっかりチェックすれば、それなりに欠陥を見つけることは出来ると思います。しかし、マンション自体の構造上の問題は、いくら目を凝らしてみたところで、素人の判断は不可能です。

2年前に世間を騒がせた、「姉歯事件」は記憶に新しいと思います。中古マンションの場合、建築の過程を、目で見て確認することが出来ません。構造上の問題は、なおさら気になるところと言えるでしょう。外から見ただけではわからない、マンションの中身=構造に問題があるかどうかをチェックすることは、可能なのでしょうか?ひとつの判断基準として、その中古マンションの建築された時期を見るという方法が挙げられます。

時期によって、構造の質が変わるの?と、不思議にお思いの方がいるかもしれませんが、例えば、バブル期について考えてみてください。

この時期(1986~1991年頃)、不動産は、飛ぶように売れました。マンションも例外ではありません。建てれば必ず完売する時代だったので、とにかく、短い工期で、バンバン建設されました。その結果、人手不足、資材不足となり、日雇い労働者の手で、粗悪な資材で建築されている物件も少なくないということになってしまったのです。

また、バブル期以前の1970年代前半は、高速道路やビル建築のラッシュと、マンション建築ラッシュが重なり、コンクリート資材が不足した時期でした。そのため、この時期のマンションは、粗悪なコンクリートが使われている可能性があるのです。

しかし、この時期に建てられたマンションだからといって、全てが粗悪な物件というわけでは、当然ありません。その後、耐震補強工事などを大々的に行っていて、本当に、お値打ちの中古マンションである可能性もあります。

構造上の判断をしてもらうには、やはり、プロの力を借りることが一番です。「不動産インスペクション」や、「既存住宅性能表示」は、専門家が、その建物の構造を客観的に評価してくれるシステムです。いずれも、10万~20万円くらいの資金はかかります。しかし、これで安心が買えるのです。中古マンションを購入する際には、予算に組み込んでおくことをおすすめします。

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